第33回日本バイオマテリアル学会大会
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第33回大会開催にあたって


大会長 中村 孝志
京都大学大学院医学研究科名誉教授
国立病院機構京都医療センター病院長

  この度は、伝統ある第33回日本バイオマテリアル学会を担当させていただくことを大変光栄に存じます。本学会は33年前に東北大学の講堂で、横堀教授が会長として開かれ、以後、医学と工学そして産業界が一堂に会した我が国のバイオマテリアル研究の中心としての役割を担ってきました。最近ではデバイスラグの問題がいわれ、レギュラトリーサイエンスの分野も重要となり官公からの参加も重要となってきています。
  今回の学会のテーマを “新しい医療を拓くバイオマテリアル−日本からの発信−” とさせていただきました。メディカルイノベーションが唱えられ、医療分野が日本の産業発展の最有力分野と位置づけられ、政府がその発展に力を入れてきています。その中でバイオマテリアルも重要な課題であり期待されています。その成功のためには世界を牽引するオリジナルなマテリアルの創世とその臨床応用が不可欠です。これまでにも、我が国からオリジナルな研究成果が生まれており、今後益々、独創性が期待されていくものと考えられ、このようなテーマにさせていただきました。
  学会の内容は特別講演4題、4つのシンポジウム、教育研修講演3題、口頭発表202題、ポスター発表若手研究者26題、ポスター発表182題、ランチョンセミナー4題となりました。皆様からの多数の演題をいただいことに感謝申し上げます。また、ご多忙の中をシンポジウムを計画していただいた座長の先生方に御礼申し上げます。従来一般演題2名で座長をしていただいておりましたが、今回は一名にてお願いしております。宜しくお願い申し上げます。
  バイオマテリアルは現代医療にとって不可欠なものとなっており、バイオマテリアルを欠いては現代医療は成立しないといっても過言でないと思います。しかし、疾患を治療していく上では、単にマテリアルに頼るだけでなく、再生医療に象徴されるように、細胞や薬剤とマテリアルの複合的な組み合わせが必要となってきています。一方で画期的なマテリアルの開発が医療に大きなインパクトを与え、治療の変革を生む可能性があり、新しいバイオマテリアルの開発も重要なテーマとして常に存在しています。しかし、いずれの研究においても、医学と工学の共同研究が不可欠であり、臨床の場に役立つにはこれに産業や官公の参加が必須です。本学会が集学的な研究発表の場として役立つ事を心から願っています。
  11月後半から京都では紅葉の季節をむかえます。京都観光には最適な季節を迎えているものと思います。学問と同時に秋の京都を楽しんでいただけるのではと思っております。皆様のご支援と学会への参加をお願いいたします。