第41回日本マイクロサージャリ―学会学術集会

会長ご挨拶

柿木 良介
日本マイクロサージャリー学会第41回学術集会会長
京都大学医学研究科整形外科・近畿大学医学部整形外科教授
柿木 良介

この度は、伝統ある日本マイクロサージャリー学会の第41回学術集会を、京都の地で、京都大学整形外科が主催することとなりました。日本マイクロサージャリー学会学術集会を開催いたしますのは、京都大学にとりましてはじめての事でございますので、私および同門会一同大変名誉な事と感謝いたしております。

学術集会は、2014年12月4日(木曜日)と5日(金曜日)両日、京都駅の南、地下鉄九条駅前にあります京都テルサホールでとり行います。また翌12月6日は、例年通りマイクロサージャリー講習会を企画しております。

今回の学術集会では、「伝承と創造」をテーマに掲げました。このテーマは、先人が開発された知識、技術を正しく次世代に伝承し、そこに現在の科学技術の進歩を融合させる事によって、さらに進歩、発展したマイクロサージャリーの創造に繋げていけたらという我々の願いをこめたものであります。

この学術集会では、特別企画として「伝承」をテーマに、本学会黎明期に活躍頂いた5名の先生方より「私の思い出の手術」と題してご講演を頂きます。また特別講演として「創造」をテーマに、京都大学iPSセンター副センター長で京都大学再生医科学研究所教授の戸口田淳也先生より「細胞治療と微小外科の融合」に関するご講演を頂く予定になっております。

シンポジウム、パネルディスカッションでは、最近のマイクロサージャリーのトピックをテーマに6題用意いたしました。あつい議論を戦わしていただき、各分野の問題点を明らかにし、それを解決するための糸口を見いだせればと期待いたしております。教育講演も6題企画いたしました。マイクロサージャリーの基本技術の習得をめざした講演と高度技術の習得のための講演を用意しております。参加していただく先生方の経験に応じて、受講していただけるように考えました。

外国からは、Mayo Clinic整形外科のAllen Bishop先生、Alexander Shin先生、Stanford大学形成外科のJames Chang先生、台湾E-da病院院長のYuan-kun Tu先生、Ochsner Medical Center整形外科のScott Duncan先生をお呼びし、ご講演を頂く予定です。マイクロサージャリーではその名の聞こえた方ばかりですので、是非ご聴講頂ければと存じます。

その他「達人の手術」と題して、その分野の第一人者の手術をビデオで供覧していただくセッションをつくりました。若い先生方の技術力向上につながればと期待しております。

皆様のご協力を戴きまして329題の御演題をご登録いただきました。すばらしいご演題にもかかわらず、進行上講演時間が短くなってしまったものが多数ございました。申しわけありませんでした。

12 月初旬の京都は、最後の紅葉が楽しめる季節です。学術集会の夜は、先斗町、祇園でおいしいお酒と京料理をご堪能頂ければと存じます。どうぞ多数の演題のご登録と多くのの会員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。

平成26年1月吉日