全国精神保健福祉センター長会


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サイト開設: 2007年11月22日
最終更新: 2010年03月09日

会長新任ご挨拶

小泉典章 (長野県精神保健福祉センター所長)

  平成21年8月より、全国精神保健福祉センター長会会長に就任させていただきました。
全国精神保健福祉センター長会は、昭和39年に結成され、全国精神保健福祉センター研究協議会の開催、精神保健福祉センター等の事業及び運営の向上、精神保健福祉センター等の連携、調査研究、会報の発行などに取り組んでまいりました。山下前会長に引き続き、今後もこれらの事業を通して、地域精神保健福祉を一層推進することによって、精神保健の向上と精神障害者の福祉の増進に努めたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  今日、こころの健康の問題は、きわめて重要なテーマとなっています。自殺予防、ひきこもり、思春期、発達障害、甚大な災害や事故の後のこころのケア、嗜癖に関しても薬物・アルコール依存、病的ギャンブリング、どれをとっても喫緊の課題となっています。また、いわゆる退院可能精神障害者の退院支援をはじめとして、「入院医療中心から地域生活中心へ」という流れを推進していくことも重要な課題です。精神障害者当事者会や家族会の育成もいっそう求められています。そのためには、精神保健、精神疾患、精神障害等に対する国民の理解の促進、精神保健福祉相談や地域生活支援体制の充実、相談支援や精神科救急医療の充実が必要となっています。センター長会は、各都道府県や政令都市に拠点を置く全国的なネットワークを生かして、これらの多岐にわたる課題に取り組んでいきたいと考えています。

  センター長会の運営についても、現在の方向を踏襲し、充実強化をはかりたいと思います。山積する多くの課題に対処できるようにするために、平成19年度より、常任理事による役割分担(運営、地域精神保健福祉、広報・調査研究)や会員を含めたワーキンググループが設けられており、課題により的確に対応できるような態勢になっております。すでに自殺対策ワーキングが多くの活動を始めており、自殺予防・全国67精神保健福祉センター共同キャンペーンも2年目を迎えています。

  さらに、センター相互の連携機能の強化にも努めたいと思います。これまで、各センターがそれぞれの機能を生かして、様々な課題に取り組んできました。全国のセンターそれぞれに強みや独自の事業があり、それを踏まえ、センター長会は重要な情報交換の場になっています。地域の頑張りを全国で生かすことで、わが国全体の精神保健福祉活動が変わると思います。センター長会ホームページや全国共同キャンペーンなど、各種の機会を通じて、社会に向けた情報発信に取り組んでいきたいと考えています。

  精神保健福祉センターが地域精神保健福祉活動の技術的中核機関として、国民の皆様のご期待に応えられるよう、センター長をはじめセンター職員の皆様、関係の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

平成21年8月

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